ダイムラークライスラーによる三菱自動車への出資比率が、19.97%にまで低下したことが明らかになった。
ダイムラークライスラーが関東財務局に提出した株式大量保有報告書で明らかになった。三菱自動車への出資比率は、フェニックスキャピタルなどによる増資で、24.66%だったが、今回19.97%と20%以下にまで低下した。7月に投資ファンドなどに発行した優先株の一部が普通株に転換が進んだのが理由だ。
今後、投資ファンドがさらに、優先株の普通株への転換を進めれば、さらにダイムラークライスラーの出資比率が下がる可能性もある。