SUT(スポーツ・ユーティリティ・トラック)というコンセプトをひっさげてデビューしたリンカーン『ブラックウッド』が販売不振のため撤退して以来、リンカーンブランドとしては初のピックアップトラック『マークLT』が2006年モデルとして登場する。
今度は失敗できないフォードは、入念にマーケティングを進めている。ブラックウッドが5万ドル近い価格だったのに対し、マークLTは3万9995ドルと値頃感がある。リアドライブに加え4WD仕様も用意(価格は4万3495ドル)。
また、最初の広告キャンペーンには1月のスーパーボウルのTVコマ−シャル枠を起用し、大々的なキャンペーンを繰り広げる。同時にリンカーンのウェブサイトで抽選が行われ、スーパーボウルの試合とフロリダへの旅行がパッケージとなったプレゼントなども用意されている。
デトロイトやロサンゼルスのオートショーでも紹介される予定のマークLT、ラグジュアリーピックアップとして今度は定着できる?