来年のデトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)でデビューする予定のスバルの7人乗りクロスオーバー、『B9X』は、スバルにとって全く新しいカテゴリーのクルマとなる。
4万ドルという価格はこれまでのスバルのラインナップを広げ、世界でのプレゼンスを変えることになる。というのも、B9Xはデザインを変更してサーブブランドからも販売が予定されている。つまりスバルとしてはラグジュアリーに一歩近付くモデルとなるのだ。
3.0リットル6シリンダーのエンジンを搭載したB9X、来年の夏には販売が始まる予定だが、このラグジュアリースバルに対する評価が気になるところ。
なぜならスバルは、北米では「最も価格の安い4WD」として、主に東部、北部の雪の多い地帯でのベストセラーとなっている。B9Xの投入はスバルファンの裾野を広げるのか、それともスバルらしさがない、とそっぽを向かれるのか、評価ははっきりと分かれそうだ。