日産から9月30日発売された新型コンパクトハッチバック『ティーダ』に、セダンバージョンの『ティーダラティオ』が10月29日より追加発売された。日産の最小セダンだと思って乗り込むと、広さや質感の高さに驚くはずだ。
ティーダラティオの開発責任者である日産自動車商品企画本部チーフ・プロダクト・スペシャリストの松本秀二氏は「ティーダは“ちょっとよそ行き”という感じで仕上げましたが、ラティオは“ちょっと贅沢”という狙いで仕上げています」とコメント。
フロントマスクはティーダよりもメッキ部分を多くあしらった、横格子のフロントグリルを採用し、セダンらしく上質に仕上げている。
「大きさでいったら今までの日産ではボトムラインのセダンですが、そういうヒエラルキーを変えられるクルマだと思います」と松本氏。
実際に居住性は高く、ティーダ譲りのゆったりとしたシートやソフトパッドを多用したインテリアは質感も高い。