【ITS世界会議名古屋】バーチャルな触覚が出会い頭の衝突を防ぐ

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トヨタショーケースでは、開発中の技術も展示されている。その中でも特に将来有望な技術だと感じたのは“路面描写”という技術だ。

これはクルマの上方から路面に向け、1秒後の自車位置として推定されたポイントにレーザー光を照射し、それを「バーチャルな触覚」として利用するというもの。

ここれが他車の発するレーザーと重なった場合には「衝突の危険性がある」として警報を鳴動させ、ドライバーに対して注意を喚起する。

見通しの悪い交差点での出会い頭による衝突を防げる可能性が高い。

また、このレーザーには路面の起伏を感知する機能もある。前方に障害物が落ちていた場合などには、その部分が歪んで投影されるため、それを検知して同様の注意を喚起する。

レーザーで照射する位置を「1秒後の未来位置」と設定しているが、照射位置は速度によってシームレスに可変するため、高速度であればあるほど前方に長く、低速度であれば手前付近まで照射されるので渋滞時でも問題なく使える。

実車に搭載される時期は未定とのことだが、路車間通信との組み合わせによるインフォメーションも加えることができるならば、さらなる発展も望めるかもしれない。

これをわかりやすく説明したドライブシミュレーターは、トヨタブースに出品されていた。クルマから伸びるバーチャルな触覚を目視し、それが他車の触覚と接触しないように運転するというものだ。

触覚が重なってしまい、衝突が避けられないときには自動でブレーキが掛かって、それが回避される様子も体験できる。実際に回避の様子を目の当たりにすると「これは有望だ」と思えるのだが、実現するのはいつの日だろうか。
《石田真一》

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