いすゞ自動車は、中型トラックの『フォワード』に不具合があったとしてリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。対象は1999年5月から2002年4月までに生産した354台。
対象のトラックでは、四輪駆動車で、前輪推進軸を支えるセンターベアリングの取り付け金具の剛性が不足しているものがあるほか、クランプ締付け面積度不良によって、取り付けボルトに過大な力がかかるものがある。
このため、ボルトが折損し、異音が発生し、そのままの使用を続けると最悪の場合、取り付け金具が折損し、推進軸の支えが無くなり、走行できなくなるおそれがある。