【CEATEC JAPAN2004】アルコールチェッカーをハンドルに内蔵

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【CEATEC JAPAN2004】アルコールチェッカーをハンドルに内蔵
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飲酒運転をしてしまう理由は、それが「やってはいけないことと認知していないから」か、「いけないこととわかっていながら、誰も止めないからやってしまう」の二つに分かれる、と警察関係者はよく口にする。

こうしたドライバーの考えに警鐘を鳴らし、飲酒時にはクルマを使えなくしてしまおうというシステムが提案されている。

STマイクロエレクトロニクスが参考品として出品したマイクロガスセンサーは、ステアリングの部分に半導体加工技術の「MEMS」(Micro Electro Mechanical Systems)を応用したデバイス。

呼気に含まれるアルコール量を検知し、設定された数値を超えた場合に警報を鳴らしてドライバーに注意を促す。他のデバイスと組み合わせ、特にエンジンの点火ユニットなどと連携させれば「酒気帯び以上の数値を検出した際に始動不能にする」などの措置を講じることができるかもしれない。

センサーは短時間に複数回の演算処理を行い、平均値を取るようになっている。数値の設定はプログラムによって自由に可変できるため、各国の基準に1台で対応できる。

ただし、場合によってはクルマを走行できなくさせることも可能なアイテムであり、自動車メーカーからの関心は今ひとつ…らしい。

《石田真一》

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