パリモーターショー(9月23日−10月10日)に出品された『マツダ6MPS』に用意される全8色のボディカラーのうち、イメージカラーとして新たに採用されたのは「モイストシルバー」。
メタル感のある硬質なシルバーとは一線を画す、「モイスト」=自然がもつ潤いを思わせる、深みのある色あいは、水墨画の世界にも相通じる。霞がかかったような神秘的で幽玄な景色、エキゾティックなイメージを表現している。
ホワイトレザーのインテリアは、2年前のパリサロンで発表されたショーカー「マツダ6MPS」コンセプトと同じ、白とブラックレザーのコーディネーション。汚れやすさの懸念から、なかなか量産モデルには用意されていないカラーコンビネーションだが、コンセプトカーで好評を得たことで市販モデルへの採用が決定した。
その他、こだわりの装備としては、280km/hスケールのスピードメーターや、専用の6MTシフトノブが挙げられる。特にシフトノブは、実際にテストコースを走行しながらデザインされ、後ろ側が掌、前側が指にフィットする形になっている。