日本自動車工業会(自工会)の小枝至会長(日産自動車共同会長)は16日の定例記者会見で、自工会が年初に想定した今年の国内新車需要について「達成したいし、達成できると見ている」と述べた。
小枝会長は、8月に軽自動車を含む総市場が5カ月ぶりにプラスに転じたことに触れ「各社の新車効果が出ている」と評価。今後も「積極的な新車投入が計画されているので、見通しには届くだろう」と述べた。
原油価格の上昇によってガソリンの価格が高騰しているものの「現時点では新車販売に大きな影響となっていることは検証できていない」とし、ガソリン価格が足を引っ張る状況にはなっていないとの認識を示した。