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――自工会会長の任期は2年間で、決して長くありません。しかし、小枝会長の任期中には自動車リサイクル法の本格施行(2005年1月)など大きなテーマもあります。会長職にどのように取り組むのか抱負を聞かせてください。
小枝 前会長の宗国さんが昨年度に「安全と環境」への自工会の取り組み方針をリポートとしてまとめられたので、まずそれを今年度から着実に実行に移すということです。全体の課題としては「短中長」の時間軸で考えています。
「短」はリコールの問題と、おっしゃるように来年から始まるリサイクル法の導入です。リサイクル法については、今年秋までに情報システムが確立されてトライアルに入る予定です。ディーラーやリサイクル関連業者さんなど何10万もの企業が参画する巨大なネットワークで、しかも処理費用の現金が動く複雑な制度ですから、システムダウンなどの混乱がないよう自工会としても万全の準備をしたいと考えています。
インタビュアー:池原照雄(経済ジャーナリスト)
写真:長野浩之
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日本自動車工業会 http://www.jama.or.jp/ |
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