独自のツートンカラーが特長的なスマート『フォーフォー』(6日発表)。日本国内でのライバル車はどのようなものがあるのだろうか。
スマートマーケティング部商品企画課課長の豊生浩一氏はフォルクスワーゲン『ポロ』、プジョー『206』、BMWグループ『MINI』(ミニ)の3つを挙げた。
そして、これらの車種との競合について「ポロや206に対してはスタイリング面で、ミニに対しては機能面でフォーフォーに優位点がある」と語る。
輸入コンパクトカーの中でもポロや206は定番だが、それらを求めるユーザーには個性的なスタイリングを持つことを訴え、反対にミニのスタイリングを求めるユーザーに対しては、4ドアの使い勝手をはじめ機能面での優位性を訴える戦略のようだ。
さらに、競合車に対してのアピール点はこれだけではない。装備面でのプラスアルファも強調している。豊生氏は「このクラスでもESPを装備している」とコーナリング時の横滑り防止装置など安全装備の充実を挙げ、メルセデスベンツの安全基準を装備していることなどもアピールしている。