【アミューズメントマシンショー】このゲームのためだけに入場料を払う価値アリ

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【アミューズメントマシンショー】このゲームのためだけに入場料を払う価値アリ
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クルマ関係のゲームがほとんど見ることが出来なかった今回のアミューズメントマシンショーだが、既存バージョンの進化発展型としてスゴイものを展示していたのがセガ。

「クルマのゲームもここまでくれば、もうやることが何もない!!」と感じさせる一品だ。

それは『頭文字D ARCADE STAGE Ver.3 CYCRAFTバージョン』というゲーム。ベースとなったのは、現在ゲームセンターでプレイすることが可能な『頭文字D ARCADE STAGE Ver.3』で、これをモーションシミュレーターのCYCRAFT(サイクラフト)と組み合わせた。

サイクラフトとは韓国のシミュライン社が開発したもので、直角型3軸モーションシステムをゲームプログラムと連動させることで、ゲーム内での乗り物の挙動をそのまま再現することが出来る。

視覚と挙動がリンクしているため、臨場感という意味でも「本物に近いもの」となる。

“イニD”はバージョン3になってから、画面のリアルさが格段に向上しているが、これをサイクラフトで楽しむと「気分はホンモノ」といった感じ。

コーナーを曲がる度に筐体が左右に動き、加速すれば後方に、減速すれば前方へリアルタイムに動く。多少荒っぽい挙動を試したのだが、きちんと追従することには驚いた。

サイクラフトと連動させるため、クルマのチューンナップはプリセットで決まっており、それをプレイヤーが任意で選択する仕組み。既存のカードシステムによるチューンは使えないが、最初からある程度チューンされたクルマを使えるメリットがある。

バージョン3では隠しグルマ扱いになっている「文太仕様のインプレッサ」も使える。

このシステムが全国に波及していくかというのも疑問だ。サイクラフトの筐体は巨大で、大規模なゲームセンターであっても設置は難しそうだ。

現在のところ、サイクラフト筐体によるゲームが常設されているのが、お台場のジョイポリスぐらいであることを考えれば、サイクラフトバージョンの“イニD”が楽しめる機会も限られてくるのは間違いない。

アミューズメントマシンショーの一般公開日には、サイクラフトバージョンの“イニD”も自由にプレイできる。「これをプレイするだけでも入場料を払う価値がある」と断言する。

《石田真一》

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