9月3日のジャパンラリーのスタートを控えて、会場となる帯広には続々とエントラントやボランティアスタッフ、メーカー関係者が集まっている。フォードチームも例外ではない。しかし、ここに急な知らせが入った。
フォードのセカンドドライバーであるフランソア・デュバルと組むコドライバーのステファン・プレボが急遽帰国しなければならなくなった。親族に不幸があったため。プレボは30日夜に帯広に着いたばかりだが、事情が事情なだけにチームとしても決断せざるを得なかった。
代わりのコドライバーはフィリップ・ドローブンが勤める。フィリップは以前にデュバルとコンビを組んでいたこともあり、98年から02年までフランスの国内ラリーのチャンピオンナビを勤めた42歳のベテランナビだ。
ステファンのご家族の冥福を祈るとともに、初物ラリーに強いデュバルの奮起が期待される。