日産自動車は、ルノーと共同開発した新型4気筒エンジン2機種を開発して発表した。今秋発売する『ティーダ』や新型ミニバンに搭載する。 今回開発したエンジンは、直列4気筒1.5リットルの「HR15DE」と2.0リットルの「MR20DE」の2機種で、日産、ルノーが両社ともに最量販ゾーンを担う世界戦略エンジンとして共同開発した。 HR15DEエンジンはティーダ、MR20DEエンジンは新型ミニバンから搭載する予定だ。両エンジンともに最新の技術を盛り込んだ。 具体的には、燃焼室内ガス流動の強化で、燃焼期間を短縮して熱効率を向上させたほか、新しいシリンダーボア加工法の採用とクランクとカムの軸受け部を鏡面状に仕上げ世界最高の摩擦低減技術を採用した。エアコンなどの補機類の高効率化、制御の見直しも図り、駆動負荷も低減した。新型エンジンは従来よりも5−10%低中速トルクがアップした。
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