「やはり高価なだけのことはある」と思わず納得してします極上の乗り味。
スタートの瞬間からしなやかでフラット感が高く、かつ圧倒的な安定感の高さを味わわせてくれる走りのテイストは絶品!
ただし、気になるのは低速時に大きく切ったステアリングの戻りの鈍さで、これが許されているのもメルセデスのブランド力ならではということか!?
新登場の『C230K』用1.8リッター過給機付きエンジンは高回転域では確かにパワフルなものの、低回転域でのトルク感は『C180K』や『C200K』と大差のない印象。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★☆
インテリア/居住性:★★★★☆
パワーソース:★★★☆☆
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★☆
河村康彦|モータージャーナリスト
1985年よりフリーランス活動を開始。自動車専門誌を中心に健筆を振るっているモータージャーナリスト。愛猫家なのに猫アレルギーが発症し、このところ辛い毎日……