「買取価格は気になるけど」…利用者は少ない

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シンクタンクの矢野経済研究所は、自動車の維持保有の新サービスに関する意識調査を実施し、その結果を公表した。

調査は自動車保有車1556人に対して、インターネットによる自己記述式のアンケートを行った。
 
この結果、中古車買取店の利用者は、買い替え購入者の7%と少ない。しかし、買い替え購入者の6割は買取価格を気にしている。また、7割以上のユーザーが内容や条件しだいでは利用したいと考えており、買取の潜在需要は大きい。

買取店に対する不満では、査定基準が不明瞭、店による価格差に対する不信感、入りにくい店舗、接客姿勢などを挙げる例が目立つ。
 
点検、車検などのメンテナンスは、クルマの購入店か修理工場へ依頼するユーザーが9割近く占めるが、車検チェーンやカー用品店の利用を調査した。
 
この結果、購入店、修理工場以外が車検で22%、軽板金15%、点検10%、故障修理6%となった。車検と軽板金での利用が進んでいる。
 
今後の新業態の利用の意向は点検、故障修理がカー用品店、車検ではガソリンスタンドでニーズが高かった。

《レスポンス編集部》

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