トヨタ自動車は22日、米でバックオーダーを抱えるほど販売が好調な『プリウス』のリコールを国土交通省に届け出た。03年8月−10月に生産した5432台が対象。
エンジンルームのボンネット後部と防水用シールゴム間にすき間があり、頻繁な洗車などで発電機やエンジン上面に水がかかると、発電機内部の回転センサーコネクターや点火プラグ電極部に水が浸入、エンジン警告灯が点灯してフェールセーフ走行(モーターのみで走行)になったり、プラグ失火によりエンジン不調を起こすおそれ。
これまでに16件の不具合が見つかっている。