国土交通省道路局は、ETCの利用状況と、7月10日現在の普及状況を発表した。
それによると、7月2日−8日の1週間のETCの利用状況は、全国で1日に約139万6300台がETCを利用していた。高速道路を利用したクルマの内、19.3%がETC搭載車ということになる。
公団別に見ると、日本道路公団が利用率19.2%と、全国レベルとほぼ同じ利用状況。首都高速道路公団は23.2%、利用台数も26万台と、利用率が高く台数も多い。これは普及状況に比例している。
一方、阪神高速道路公団は、関東地区に比べて普及率が低い分、利用率も14.1%と低い。しかし先月実施した阪神高速ETC化キャンペーンの結果か、普及状況とともに、利用率は前回よりも上がっている。