ホンダから7日に発表された新型ミニバンの『エディックス』は、3人掛け2列シートで6人乗りという今までのミニバンとは違ったレイアウトを採用している。では、このようなレイアウトのミニバンを必要とする、ホンダが考えるターゲットユーザーは、どのような人になるのだろうか。
エディックスの開発責任者、角田正明氏(本田技術研究所)は「エディックスのターゲットユーザーは、いわゆる団塊の世代と言われた50代後半の、ジュニア世代を想定しています。年代的には、おおよそ30代前半になると思いますが、この層は結婚して初めてのお子さんがいる方や、結婚後のヤングファミリーなどになると思います」と説明。
結婚や出産などファミリーが形成された直後には、両家の両親との交流も増え、多人数乗車ができるミニバンを欲する人は多い。角田氏はそのターゲットを団塊ジュニアという言葉を使って表現してくれたようだ。
また、サブターゲットとしては「今までミニバンに乗っていて、子供が成長したので、もう大きなミニバンは必要ないという人もターゲットとしています」とコメント。初代ホンダ『オデッセイ』発売から10年を迎えると、こういったユーザーも充分にターゲットとなりうるだろう。