あちこちに三角形のグラフィックを散りばめた、エントリークラスのコンパクトミニバンは哈飛汽車(ハーフェイ)の『路宝』(ロボ)。ハーフェイの商品開発にはピニンファリーナが協力しており、この『路宝』の開発にも参加している。しかしAピラー根元にあるターンシグナルや三角形のドアミラーは特徴的だが、日本や欧米では法規制に引っかかって通用しないだろう。またリアランプも側面まで回りこんだ三角形だが、実際に点灯するのは車体後ろ側だけ。開発時の初期スケッチに描かれた思いつきのアイデアをそのまま商品化してしまったかのような、煮詰めの甘さを感じる。エンジンは1.0リットルと1.1リットルでどちらにも5MTが組み合わされ、前輪を駆動する。(北京モーターショー、8−16日)
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