ホンダは、2003年度の日本国内での環境保全取り組み実績と2004年度目標をまとめた環境報告書『ホンダ環境年次レポート2004』を発行した。
レポートによると2003年度の実績では、四輪車の新車のHC、NOxの総排出量を2005年までに1995年比75%削減する目標だったが83.7%削減し、2年前倒しで達成した。また、二輪車の平均燃費も2005年までに1995年比30%向上する目標に対しても33.7%向上し、目標を前倒しで達成した。
環境保全コストは1408億円で、このうち研究開発コストは1338億円だった。平成17年規制に対して全機種で先行適合し、排出ガス基準75%低減レベル(★★★★)認定を6機種12型式で取得した。また、18機種40型式で平成22年燃費基準を5%以上上回る燃費性能を達成した。