ETCが全国で本格的にサービスを開始した2001年に行われたETC期間限定割引。この割引が30日でそのサービスを終了する。割引累計額が割引上限額に達しない場合でも、7月1日以降は20%の割引を受けることができない。
あらかじめ登録していたユーザーを対象に、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団の3道路公団の割引累計額が各々1万円に達するまで、通行料金を20%割り引く制度。3道路公団を利用すれば最大3万円まで20%の割引を受けることができ、今の前払い割引制度よりも高い割引率が魅力だった。
関東のユーザーが、阪神高速道路を利用する機会はほとんどなく(その逆も同じ)、実質累計2万円までの割引しか利用できなかったユーザーが多かったかもしれない。しかし、20%の割引率に惹かれ、ETC車載器を購入したユーザーも多いはず。ETCを普及させたという意味では意義のある制度だった。