【ジャガーSタイプ試乗】ターゲットは医師や弁護士

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マイナーチェンジが行われたジャガー『Sタイプ』。ジャガージャパンの発表によるターゲットは世帯年収1200万円以上の医師や弁護士などのプロフェッショナルという。

実際今まで販売してきたオーナープロフィールも、平均世帯年収が2150万円程度で、医師や弁護士といった職業の人が多かったようだ。

さらにジャガーSタイプブランドマネージャーの中根知彦氏によると「Sタイプのターゲットカスタマーは、主に高額所得者層のプロフェッショナルな職業についている人ですが、その中でもアートやブランドに強い関心を示し、どちらかというと目立ちたがりな人を想定しています。実際に購入者に調査をした結果も、メルセデスやBMWといったライバル車に対して、スタイリングやジャガーの持つブランド力が購入理由の決め手となった方が多いようです」とコメント。

やはりジャガーの購入者は高額所得者層で、ジャガーの持つブランド力に対して対価を払っている人が多いようだ。ちなみにXJ購入者の世帯年収は平均で2500万円。ジャガーのエントリーモデルとなる『Xタイプ』であっても、平均世帯年収1530万円と、比較的高額所得者が好んで購入している傾向が見られる。これを見る限り、ジャガーは庶民には、まだまだ高値の華といえる存在かもしれない。

《岡島裕二》

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