4日にモナコで行われた、F1チーム代表らとのミーティングを終えたマックス・モズレーFIA会長が、議論されたF1改革案について明らかにした。
要点は以下の通り。
エンジンコストを50%削減すること。トラクションコントロールなどのドライバーズエイド廃止。最低重量の引き下げ。スペアカーの必要性。タイヤ戦争防止のためメーカーを一つに絞ること。予選システムの変更。他チームへのエンジン供給やシャシーの売買。過半数の賛成によるルール変更の実現などなど。
そして結果、ほとんどの条項がチーム代表からの合意を得られたという。GPWCに加入している大手自動車メーカーらも改革案に賛成していることから、F1分裂の危機は事実上避けられたと語るモズレー会長。この改革案を受け、エンジンメーカーらは早速スペインでミーティングを行うとのこと。