開けても解放感希薄。ていうか乗ってて少しヘン。ガラス、倒れすぎだしデカすぎ。
運転姿勢は『206CC』よりだいぶマシ。『406スポーツ』みたいなホンモノのプジョーの乗り心地および操縦性(ツッパらずしなやか至極で懐深し)が戻ったのは朗報。それがもっともわかりやすいのは『S16』つまりMT仕様。
ただし、177psは同じでもコンピューターのマッピングが違うので(あと車重も300kgかもっと重たい)『206RC』のとはキャラ別人。実用域の速さは136ps+4ATに負ける。
スロットルレスポンスはおっとり系で、あと高ギア低回転でもよくネバる(もちろん加点要素)。
■5つ星評価
パッケージング:★★★☆☆
インテリア/居住性:★★☆☆☆
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★☆☆
森 慶太|モータージャーナリスト
絶対的な速さやブランドや国籍はどーでもE。それと、スポーツカーとかミニバンとかのジャンル分けや下取りの有利不利も。よしあしの判断基準は「クルマとしてマト モか、マトモでないか」のただそれいっこ。ヨロシクね。