マツダは、生産体制を強化するため、5月26日から宇品第2(U2)工場の操業を開始すると発表した。また、21日の『ボンゴバン』のラインオフで本社第1工場の塗装、最終組み立て工場の生産を終了した。
これはマツダが2002年10月に発表した再編計画に沿った生産体制強化の一環。これによって5月26日以降のマツダの国内生産能力は現在よりも11万台増の89万8000台に増える。
U2工場は、2001年9月に操業を停止して閉鎖していたが、操業を再開する。生産機種は『デミオ』となる。U2工場はリニューアルして環境負荷を低減できるスリー・ウェットオン塗装設備など、最新の生産設備を導入する予定だ。
また、本社第1工場で生産していたボンゴバンや『タイタン』、デミオなどは宇品第1(U1)工場に生産を移管する。デミオはU1、U2工場で生産となる。