路線バス、電柱をへし折る

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19日午前、東京都世田谷区内の区道で、東急バスが運行する路線バスが運転を誤り、道路脇の電柱に衝突する事故が起きた。この事故で乗客5人が座席から振り落とされて軽傷を負ったほか、電柱1本が根元から折れた。

警視庁・成城署によると、事故が起きたのは19日の午前11時30分ごろ。世田谷区成城2丁目付近の区道で、成城学園前駅からJR渋谷駅に向かっていた、東急バスが運行する路線バスが、運転を誤って道路左側の電柱に向かって真っ直ぐ突っ込んだ。

この事故でバスはフロントガラスが小破。衝突の衝撃で乗客17人のうち5人が座席から投げ出され、顔などに軽傷を負った。また、バスが衝突した電柱は根元から折れており、停電の恐れもあるとして電力会社が復旧工事を行った。

現場は緩やかな右カーブだが、バスはこれを直進するように電柱に向かって進行したようだ。警察ではバスの運転手が運転を誤った可能性が高いとして、業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。運転手は「対向車を避けようとしてハンドルを切りすぎた」と話しているという。

《石田真一》

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