今年で72回目となるルマン24時間耐久レースに日本から参加する3チームの合同記者発表が、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行なわれた。
参戦を発表したのは、「チーム・ゴウ」と「アドバン・コンドウレーシング」、そして初参戦となる「チョロQレーシング」の3チーム。チーム・ゴウとアドバン・コンドウレーシングは総合優勝が狙える「LMP900」クラス、チョロQレーシングは「LM-GT」クラスへの参戦となる。
チーム・ゴウはアウディ「R8」、アドバン・コンドウレーシングは「童夢S101/無限MF408S」と、どちらも昨年と同じマシンでの参戦。チョロQレーシングはポルシェ『911GT3』の04年モデルを使用する。
会見では各チームの監督を務める郷和道氏、近藤真彦氏、そしてチームだけでなく自身も初参戦となる渦尻栄治氏が登場し、意気込みと目標を語った。
実は今回の記者会見は、24時間レースを最初から最後まですべて生中継しようというスカイパーフェクTV、レースを合計で8時間生中継するスポーツアイという両社の放送概要発表と、日本から参戦する3チームの記者発表を合同で行なったもの。
会見の後半には、番組ナビゲーターを務めるDJの赤坂泰彦氏をはじめ、コメンテーター陣も登場して、それぞれの意気込みを語った。
レース中継では日本チームの戦いぶりを中心に取り上げることで、有料視聴となるCS放送の加入を促進する狙いがあるようだ。