国土交通省は16日、大型トラックを対象とした緊急点検を業界団体などに指示した。
タイヤ脱落を受けた措置だが、三菱ふそうトラック・バスのように部品に欠陥がなくても、ホイールボルトやナットの折損、緩みでタイヤが脱落する事故が後を絶たないため。
車両総重量8トン以上のトラック・バス(約104万台)を対象に、ボルトやナットの総点検を5月15日までに終えるよう、団体を通じてユーザーに求めていく。
また『ホイール・ボルト折損による車輪脱落事故に係る調査検討会』を設置し、今秋までに抜本的な対策もまとめる方針だ。