日野自動車は、中型トラックの日野『レンジャー』シリーズ全車型に「新短期排出ガス規制」および「超低PM排出ディーゼル車認定制度」85%低減(4ッ星)適合車を拡大し、5月10日から発売する。
今回、レンジャーは、同社独自のクリーンディーゼルシステムDPR(ディーゼル微粒子除去装置)を採用、PM(ディーゼル微粒子)排出量を次期規制の損長期排出ガス規制値まで大幅低減した。中型トラックで、全車型で超低PM排出ディーゼル車認定制度で4ッ星を獲得したのは初めて。
日野では、環境負荷低減を図るため、PMの排出量を最も厳しいレベルに適合させる4ッ星プロジェクトを推進しており、今回、レンジャーシリーズでプロジェクトの充実を図った。
また、中型トラックで国内モデルでは業界で初めて総輪エアサス車の設定やフルキャブハイルーフ車の設定を拡充するなど、商品力の向上も図った。
価格は、レンジャー「PB-FD8JLFG」標準キャブハイルーフ・リヤエアサスが676万8000円。