CFRPの黒いボディに黄色いサスペンション、得体の知れない迫力を醸し出している謎のマシンがオーリンズのブースに展示されていた。なんとこれは、実際に購入できるマシンなのだという。
高性能サスペンションのオーリンズは、日本では株式会社カロッツェリアジャパンが輸入・販売を行なっているが、同社では今夏からアメリカ製モーターサイクルの輸入を開始する予定で、それがこの『ヘルキャット』なのだという。もちろん前後サスペンションはオーリンズだ。
ヘルキャットは91年にニューオリンズで創業されたコンフェデレイトというメーカーのモデルで、現在およそ6万5000ドルで販売されている。カロッツェリアジャパンL/C事業部・営業課の茂木潤一さんによれば、「アメリカ市場よりは若干高くなってしまうだろうが、できるだけ近い価格設定にしたい」とのこと。
ハーレーともインディアンとも違うアメリカン・Vツインが、日本の路上に登場するまであと数カ月だ。