交番襲撃…女性にふられて

警視庁は23日、交際を申し込んだ女性に断られたことに腹を立て、そのストレスを発散する目的で交番を襲撃していた16歳の少年4人を公務執行妨害容疑で逮捕した。逮捕した少年にはバイク盗難やひったくりなどの余罪があり、これらと合わせ追及する方針だ。

自動車 社会 社会
警視庁は23日、交際を申し込んだ女性に断られたことに腹を立て、そのストレスを発散する目的で交番を襲撃していた16歳の少年4人を公務執行妨害容疑で逮捕した。

逮捕した少年にはバイク盗難やひったくりなどの余罪があり、これらと合わせ関与した犯罪の全容解明に向けて厳しく追及する方針だ。

警視庁・少年事件課によると、今回逮捕されたのは東京都内や埼玉県内に住むいずれも16歳の少年4人。調べによると、この少年4人は昨年6月1日の午前0時10分ごろ、西武鉄道・上石神井駅前にある交番にバイクで乗りつけ、内部に向けて消火器を噴霧。交番の業務を妨害した疑いがもたれている。

この際には少年を取り逃がしているが、昨年9月に通りがかりの高校生を暴行し、現金を奪ったとして強盗傷害容疑で逮捕された別の少年が取り調べの段階で「仲間が交番を襲撃したことがある」とほのめかした。

警察ではこの供述に基づいた捜査を続けたところ、バイク盗難を手掛けるグループや、恐喝や強盗を手掛けるグループなど合わせて14人を逮捕。その中に交番襲撃を行った4人も含まれていた。

犯行に関与した4人のうち、リーダー格の1人が事件直前に少女へ交際を申し込んだが、これを断られたことで腹が立ち、交番襲撃を思いついたという。

少年らは事件直前に近くの集合住宅から消火器を盗み、ナンバープレートを外した盗難バイクを使って急接近。消火器を噴霧した後は全速力で逃走したとしている。しかし、肝心のストレス解消については「思っていたほど効果が無かった」として、今度は通行人を襲撃する計画なども立てていたようだ。

警察では「フラれた腹いせに交番襲撃を思い立つ理由がわからない」と、その動機に首を傾げている。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集