経済産業省・資源エネルギー庁長官の諮問機関である燃料電池実用化戦略研究会は、国内の燃料電池自動車の普及台数が2030年に1500万台になるとの長期展望を示した。
長期的な水素・燃料電池社会のイメージを提示したもので、2030年には、水素ステーション8500カ所、定置用燃料電池の出力1250万kWなど、具体的な目標数値を示した。
燃料電池車の普及見通しについては、2010年に5万台、2020年に500万台としている。20年以降は本格普及期に入る、とみて1500万台という数字を打ち出した。水素の需要は、151万トンに上る、としている。