石油情報センターがまとめた2003年12月末時点のセルフ式給油スタンド数が前年同期比40%増の3306カ所となり、初めて3000カ所を超えたことが明らかになった。
給油スタンド全体は、ガソリンの低価格競争に拍車がかかっていることから減少傾向が続いているが、セルフ式への業態転換が進んでいる模様だ。
地域別では、セルフ式が最も多いのは千葉県で、246カ所で、愛知、神奈川、埼玉と続く。東京周辺の首都圏でセルフ式の出店が加速している。これは、郊外がガソリン販売の競争が激しく、セルフ式に転換して、割安な価格を打ち出すケースが少なく無いためだ。