マツダは4日、『MPV』、『センティア』の電気装置に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。95年10月〜02年3月までに生産した16万2405台が対象。
エンジンルーム内にある「アースジョイントコネクター」接続部端子の許容温度が不足しているため、通電による発熱で損傷し、アース不良を起こす。
この結果、ウィンカーを点滅させるとスモールランプやワイパーが正常に動作しなくなったり、ハザードもしくはフォグランプを点灯させたり、一部車両ではウィンドウォッシャーを作動させると、EGIメインリレーが正常に動作しなくなり、エンジンが停止するおそれがある。
これまでに52件の不具合が見つかっており、全車両、コネクターを取り除き、アース線へ直接接続する措置をとる。