フォードとミネソタ州運輸局は26日、交通情報システムの構築で協力すると発表した。路車間通信、車車間通信により、ユーザーを渋滞や悪天候から回避させる。
フォードの開発拠点があるミシガン州のディアボーン地区で行なわれている実験にミネソタ州が加入するもの。
実験プログラムの第1段階として、ミネソタ州の警察、救急、公用車にセンサーを取り付け、車速、位置、移動方向などの情報を収集する。ワイパーの作動、ライトの点灯、外気温、トラクションコントロールの作動などの情報も収集する。これらの情報をコンピューターで分析し、交通情報をドライバーにフィードバックする。
実験の第2段階では、車車間で直接の情報交換をめざす。