来週から始まるカナダ、トロントのオートショー(カナダ国際オートショー、22日まで)に、従来にはない変化が見られる。
これまでトロントオートショーで展示されるのはデトロイトやシカゴですでに発表されたクルマであり、カナダはアメリカマーケットの一部、と捉えられて来た。
しかし今年のトレンドとして、まだアメリカで発表されていないモデルをカナダで先行デビュー、というものが見られ、カナダマーケットがアメリカとは違った重要性を持ちつつあることが伺える。
また、トロントオートショーに先立って行われたカナダのカー・オブ・ザ・イヤー発表では、トラック部門でフォード『F150』が、乗用車部門では『マツダ3』が選ばれた。また、ベストデザイン賞はクライスラー『クロスファイアー』が受賞、ベストニューテクノロジーはBMW『5シリーズ』が受賞と、こちらもアメリカとはひと味違う選択が行われている。