今回のキャンピング&RVショー(6−8日、東京ビッグサイト)で展示されていたキャンピングカーの中で、最も目立った存在だったのが、ファーストカスタムという秋田県の会社が出品していた『ナウティルス』というクルマ。
このクルマ、鋼製フレームと多層FRPで構成されたボディを持つワンオフ物。未来を感じさせるようなエクステリアデザインには特に力を入れたという。
ボディの大きさは全長7050mm×全幅2250mm×全高3200mmとなり、ディメンション的にはマイクロバスよりも一回り大きい程度となるが、座席使用時で8人乗り、就寝時には9人乗りという、ゆったりした作りになっている。
車内の装備も豪華そのもの。ちょっとしたワンルームマンションよりも広さを感じる室内にはただ驚くばかり。
ただし、ナウティルスはお値段もケタ外れ。展示されていたモデルはなんと3000万円台になる。FRP成型ボディの制作にかなりの費用を要すとのこと。普通のキャンピングカーの価格が500〜700万円程度だから、正に「ケタ違い」なのだ。