日本GM(ゼネラルモーターズ)は、小型ミニバンのオペル『メリーバ』を3月6日から発売すると発表した。
メリーバは、全長約4メートルのコンパクトなボディに、2630mmの長いホイールベースと独創的な「フレックス・スペース」コンセプトによって、上級クラスに匹敵する居住空間、便利で機能的な荷物スペースを実現した小型ミニバンだ。
室内は必要に応じて乗員の快適性を優先させたり、積載を優先させるなど、フレキシブルなシートアレンジが可能。
エンジンは1.6リットル「エコテック」エンジンを搭載、最高出力100psで、排ガスはユーロ4排ガス規制を達成している。
トランスミッションはイージートロニックを採用した。これはマニュアルトランスミッションをベースに、クラッチ操作、シフトチェンジを電子制御化したモーターが自動で行う。オートモードなら従来のAT、マニュアルモードならドライバーが任意でギアを選択できる。
メリーバは昨年導入したオペル『シグナム』と並んでオペル社が掲げる「イノベーション・ビークル」コンセプトを担う戦略車種となる。オペルの国内販売は低迷しているが、ミニバン流行の国内市場で新型車がどこまで太刀打ちできるか?
価格は218万円。