スバル・ワールドラリーチーム(SWRT)のペター・ソルベルグはレグ2終了時に総合5位。最終日レグ3・SS13を最速タイムでフィニッシュしたものの、SS14のチュリニ峠でコースオフ、左フロントのサスペンションにダメージを抱え、総合7位、2ポイントでイベントを終えた。
ソルベルグは「ブレーキを踏むのが少し遅れて壁へスライドし雪にぶつけただけなのに。リスキーなドライブをしていなかっただけに残念だ。まだ15戦もラリーが残っていることを考えれば、それほど悪い結果ではない」とコメント。
ミッコ・ヒルボネンは競技2日目、レグ2・SS9でスピンしフロントとリヤの駆動系にダメージを負い、リタイアした。
「本当にミステリー。経験を積むため堅実に走っていた。難しいコンディションの中でスリップしてコースオフしたなら理解できるけど、僕がコースオフしたのはこのラリーで一番簡単なコーナーだ。スピードは遅く2速か3速、そして完全にドライだった」とヒルボネン。