プジョーは昨年秋のフランクフルトモーターショーで衝撃のデビューを果たした、「307WRC」でWRC2004年シーズンに参戦する。ドライバーはマルクス・グロンホルムとフレディ・ロイクス。
成功作「206WRC」の後継となる307WRCのベースは『307CC』=クーペカブリオレ。エンジンは総アルミニウム製の2.0リットルを搭載し、出力は300bhp/5250rpm、トルクは54.0kgm/3500rpm。
プジョーのスポーツ・テクニカルディレクター、ミシェル・ナンダンは「冬の間のテストは順調だったが、本番に勝るテストはない。かといって、もちろんテストのためにモンテカルロへ行くのではない。シーズン終了時のタイトル獲得を視野に入れての開幕戦だ」と語る。