日本自動車販売協会連合会が1日発表した11月の新車登録速報(軽自動車除く)によると、ホンダは前年同月比40.3%減の3万2021台にとどまった。登録車のマイナス幅としては、今年最大となった。
10月24日に発売した新型『オデッセイ』の受注が好調に推移しているものの、製品供給が十分でないため、登録につながらないという苦しい状況となった。オデッセイは発売1カ月間の受注が約2万5000台と、月間目標の5倍に相当する好調な出足。
しかし、当初計画より発売を若干前倒ししたこともあって、生産が追いつかない状況となっている。ホンダ広報部によると、年内の登録は11月分も合わせて2万台程度の見込みという。軽自動車は『ライフ』の投入で堅調だが、登録車の巻き返しは年明け以降となりそうだ。