ダイハツ工業は新型軽自動車の『タント』を27日発表・発売した。山田隆哉社長は「笑顔があふれる“しあわせ家族空間”を開発コンセプトに、驚きの広々空間を作り出した」という。
5ドアハッチバックボディの全高は1725mm、室内高は1330mm。ワンボックスワゴンのパッケージングをFFのレイアウトに載せた形だ。『ムーヴ』、『ミラ』と合わせて3本柱にしたい、と山田社長。
また広々とした空間だけでなく、優れた乗降性や便利な収納は、参考出品された東京モーターショーで好評だったという。
エンジンは660ccNAと同ターボ、トランスミッションは4AT、駆動レイアウトは2WDと4WD。装備グレードはNAエンジンが3グレード、ターボエンジンが2グレードの設定。都合10仕様でラインナップを構成。
価格は99万8000円(2WD/NA/Lグレード)から146万円(4WD/ターボ/RSグレード)まで。売れ筋は2WD/NA/Xグレード、113万円か。当初月販目標は7000台、モデル寿命通じて平均5000台/月をねらう。店頭発表展示会は12月6日、7日を予定。