米フォードは、およそ67万台の『フォーカス』セダンに対して無償の修理に応じる、と発表。これは製造時点で燃料送りのモジュールに欠陥が生じ、クルマが突然ストップしてしまう、というものが数台見られたため。
リコールには至らないが、こうした問題が見られるクルマに関しては修理、部品交換などが行われる。フォーカスはこれまで11度のリコールを行って来た。
しかし、ちょっと気になるニュースもある。海外生産が増えるにつれ、日本のメーカーのリコール件数も特に米国内では増加しているのだ。
今週、三菱とホンダは合計57万台以上のクルマを全世界でリコールした。日産は先月255万台をエンジンの欠陥のため全世界でリコールしたし、ホンダは今月だけで69万9000台のリコールを米国内で行っている。信頼のトヨタでも、リコール増加の傾向は見られると言い、日本国内で生産する場合の高い品質を海外拠点でも維持するのはかなり困難なことのようだ。