セイコーエプソンは、カーオーディオに最適な有機ELディスプレイコントロールLSIの『S1D13701』を開発し、サンプル出荷を開始すると発表した。
新開発の有機ディスプレイコントロールLSIは、既存のセイコーエプソン表示コントロールLSIシリーズの技術をベースに、表示制御部を有機ELディスプレイに最適化し、有機ELディスプレイに直結可能な5.0Vフルスイング信号の出力機能を装備した。ターゲットの表示サイズはカーオーディオに最適な256ドット×64ラインとしている。
LSIは画像表示の負荷があるため、システムCPUの負荷を大幅に軽減した。安価かつ容易に有機ELディスプレイシステムを実現、製品開発者の負荷を軽減できる上、開発期間の短縮も図れると、している。
サンプル価格は1000円。