JR東海バスの逆走運転手、9000円の反則金

自動車 社会 社会

JR東海バスの路線高速バスが東名高速上り線・吉田インターチェンジ(IC)の進入路を逆走したというトラブルで、静岡県警は11日、このバスを運転していた29歳の運転手に対し、道路交通法違反(一方通行規制違反)で9000円の反則金と、2点の減点を科した。この運転手は当日中に反則金を納付している。

このトラブルは今月5日に発生している。5日の午後4時15分ごろ、JR東海バスが運行する名古屋発東京行きの路線高速バスが東名高速・吉田ICの上り線進入路を逆走。約300mをバックしたまま走り抜けた。その間、約20台のクルマがクラクションを鳴らしながらバスの横を通り抜けたとされている。

警察では運転手から事情聴取を行っていたが、逆走が原因となって他車との事故を起こしたわけではないことから、通常の反則金で処理することを決定。11日に道交法違反で2点の減点と9000円の反則金を言い渡した。運転手は同日中に納付を済ませている。

道交法としての処分は済んだが、今回の逆走については国土交通省・中部運輸局が「重大な事件」と認識しており、会社に対する処分は別途実施されることは確実な情勢となっている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集