パイオニア『楽ナビ』では、第4世代機にあたる『DR100』シリーズからメモリーナビが搭載されている。本体内のメモリーに自宅周辺の地図や、経路誘導時のルート沿いの地図を収納し、ドライブでDVDビデオなど地図以外のメディア再生を可能とするものだ。
キッズモニなどのリアモニターを装備した場合、前席でナビ画面を、後席でDVDビデオの画像を見るなんていうこともできる。
DR100シリーズのメモリーナビモードでは、メモリーへコピーする際に設定したルートしか使えなかった。しかし、DR200シリーズでは設定した経路を外れた際のリルート(出発時に設定した経路への復帰リルート)が出来るようになっている。
さらにはVICSレベル3の表示も可能となっており、VICSの3メディア対応ビーコンを接続した場合には渋滞情報も考慮したDRGS(動的経路誘導システム)によるルート探索が可能になった。
言うなれば今回のマイナーチェンジによって、メモリーナビ使用時でも地図ディスク挿入時と何ら変わらなくなったというわけだ。