史上初となる中国人ドライバーがF1マシンをテストすることが決まった。中国初の機会を得たのはタン・ホー・ピン、21歳。今年14戦中10戦を制し、フォーミュラBMWシリーズのアジアチャンピオンになったドライバーで、タイトルのご褒美としてオフシーズンにウィリアムズのテストに参加する。
タンは、「レースを始めたころから私の夢はF1マシンに乗ること。こんなに早く機会に恵まれるとは思ってもみなかった。まだ信じられないし、言葉も出ないほど。私が言えることといえば『テストはいつ?』ということだけ!」と語っている。
タンが在籍するチーム・メリタスはかつて佐藤琢磨が在籍していたチーム。2004年9月には初となる中国GPが上海で開催されることもあり、中国でのF1への関心は急速に高まりそうだ。