トヨタのオリビエ・パニス(トヨタ)が2週間前のアメリカGPを振り返り、黄旗時にパニスを追い越したとしてミハエル・シューマッハ(フェラーリ)を批判した。
「僕に言わせてもらえば、彼は誤った行為をした。彼にオーバーテイクされたとき、『いいさ、どうせ彼は後ろに引き戻させることになるんだから、また前に出られる』と思ったのに、結局何事も起こらなかった」
「彼にもペナルティが下されるべきだったんだ。さもなくば、何のためにルールがあるのか分からなくなるよ。黄旗が振られているときは、追い越し禁止なんだ」とパニス。
アメリカGPではチャンピオンシップ最大のライバル、モントーヤ(ウイリアムズ)が回避できる事故を起こしたことでペナルティを受け、シューマッハの6度目のタイトルが確実視されるようになった。
パニスによると、旗に注意を払ってブレーキングした際に追い抜かれたということだが、シューマッハ側はオーバーテイクは旗が出る直前だったと主張している。