日産自動車の関連会社のオーテックジャパンは、『キャラバン』のバンにCNG(圧縮天然ガス)車を設定して2日から発売した。
キャラバンCNGは、主に都市内配送など、近距離輸送向けに、環境に配慮を求めるユーザーニーズに対応したモデル。KA20DEガソリンエンジンをベースに、燃料供給装置にマルチポイントインジェクション方式を採用、従来モデルのCNGと比べて約10%の出力向上を実現した。排ガス性能もCNG化に合わせて排気システムを見直し、八都県市低公害車指定制度で、「超低公害車」の指定を取得した。
旧型のキャラバンCNGでは、荷室内にガス燃料タンクを搭載していたが今回全て床下搭載とし、ベース車の搭載性を維持した。
価格は327万8000〜332万9000円。